お食事について

栄養士の思い

IMGP0955 子どもたちに食事を提供する上で大事な事のひとつに、『個々の成長・発達、健康状態に応じた内容、食形態であること』が挙げられます。この条件を満たした食事を各お部屋へ配膳するためには、栄養士も保育の現場に入り、子どもたちについて多くのことを知る必要があると感じています。
子どもたちとの生活の中にこそ、机上の仕事では図ることのできない、栄養士が気付くべき事がたくさんあるはずなのです。子どもたちと触れ合い、寄り添い、一人ひとりの現状を把握し得たことを活かした栄養管理・きめ細やかな食環境への配慮ができるようになりたいと思っています。栄養士は1人職種です。多職種の職員との対話・連携を大切に試行錯誤の日々を送っております。
自然の中で育った食べ物は収穫され、加工され、食料品店やスーパーマーケットなどの店頭に並びます。私たちは、たくさん並んでいる食べ物の中から、選び、調理して食べています。これら一連のプロセスを経て料理が子どもたちの食卓に並ぶことは、多くの人の手に支えられて至るものなのです。
そして、和やかな雰囲気の中で食事を楽しむことによって、食べたものは消化・吸収され、私たちの体を作ります。
また、日本は四季に恵まれ、旬が大切にされてきた歴史があります。古くから伝わる、正月や節句などの年間行事には、その季節に応じ地域の文化に根ざした『食』が供されています。
私たち職員は、これらの事を踏まえて、子どもたちが様々な生活体験をできるよう、多職種連携の下、個々の成長・発達に応じた食育活動に取り組んでいます。これらの活動の中には、実際にお店に行って食材を購入する『お買い物体験』や、食堂での『クッキング保育』、調理をする前の食材の原形を五感で知る『食材展示』、庭の畑での『野菜の栽培・収穫』、季節やイベントに応じた『行事食』の提供、親御さんの面会時には、ご家族一緒に食事を楽しんで頂くなどが挙げられます。このような活動をすることで、子どもたちの食べ物への関心が高まっていく姿を目の当たりにして、担当保育者と感動を共にすることが度々あります。
こうした日常の積み重ねこそが、子どもたちにとって、生きる力になっていくと信じています。そして、食べ物の素材の味が感じられる食事を多職種の職員らとの協力の下に、提供していきたいと思っています。
人工的に過度のうま味をつける化学調味料や保存料、砂糖や油脂などがふんだんに使われている加工食品が氾濫する世の中に飛び込んでいく時が子どもたちに必ず訪れます。乳幼児期に健全な食事を繰り返し経験することで、将来、自分の健康を守れる食品を感覚的に選び取って生きていけるようになってほしい。
そして、愛する家族や仲間と食事を楽しむ人に育ってもらいたいと願っています。

食事内容
乳児院の食事内容の一部を紹介しています。

栄養士のレシピ集
栄養士が乳児院で実際に作っているレシピをご紹介しています。

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